メディカルトリビューン入力 2023.12.29 14:39 修正 2023.12.30 12:32

人間は生後6ヵ月目に乳歯が生え始め、以後6年後から永久歯に自然に交替される。 

歯は食べ物を噛んで飲み込む時や話をする時にも非常に重要な役割をするが、外傷や老化、多様な口腔疾患で喪失する場合がある。

歯の喪失は位置によって外観や機能上に大きな影響を与える。 さらに、歯並びがますます歪んで顔の形が変わったり、咀嚼機能が落ちて不便さを引き起こす。 なるべく歯が抜けた空間を代替しなければならないと専門家たちが強調する理由だ。

最近では、デジタルX線や3D-CT(コンピュータ断層撮影)、口腔スキャナー、顔面スキャナーなど、様々なデジタル技術がインプラントや審美補綴、顎関節治療、歯の矯正などに適用され始めたが 

特にインプラント、その中でも無歯顎インプラントに多く活用されている。 無歯顎インプラントとは、歯が全くない状態でインプラントを利用して歯を復元する施術だ。

ルシード歯科(江南)のパク·ヒョンミン代表院長[写真]によると、無歯悪状態ではデジタルガイドを活用して全体インプラントを実施するのが望ましい。  

イ·パク院長は「診断から慎重で、最適な位置に定着しなければならない上、骨移植や上顎洞挙上術の必要性など、様々な治療を並行しなければならないため」と説明する。 

無歯顎患者はほとんど歯槽骨が多くない状態なので、精密検診装備の保有有無を確認するのが望ましいと付け加えた。 さらに、全体インプラントの際に考慮すべき事項として、骨の厚さや形、神経管との距離などを挙げる。 

パク院長は「前顎インプラントは上顎と下顎がよく噛み合うように正確な位置にインプラントを植立しなければならないだけに、植立角度や深さ、患者による歯の大きさ、咀嚼機能回復などを考慮した可能なオーダーメードデジタル技術を活用しなければならない」と助言する。 

また、オーダーメード診療及び事後管理の可否、そして半永久的に使わなければならないだけに、上位級の正規品材料だけを扱う歯科を選択しなければならないと付け加えた。