チェ·ミンソク記者/記事承認:2024-02-22 11:44:09

[メディカルトゥデイ=チェ·ミンソク記者] インプラントは、自然歯の機能の大半を回復しながらも、審美的にも従来の歯と似ていて、現存する治療法の中でも満足度が最も高い方だ。 しかし、それだけ治療過程の難易度が高く、様々な事項を几帳面に確認してから決めなければならない。

以前は無歯顎の場合にも入れ歯や部分入れ歯、ブリッジなどを多く施行し、費用が安いという長所もあったが、歯茎に完全に固定されないため、自然歯に比べて咀嚼力が10~30%程度と低い方であり、寿命が短い。 また、時間が経つほど歯茎の骨が減って入れ歯と歯茎の密着度が落ちるため、周期的に歯科に来院して入れ歯を修正しなければならない不便さがあった。

逆にインプラントは歯があった場所に人工歯根を植えて補綴を立てる方式で審美的な要素を満たすことはもちろん、本来の咀嚼力に80%以上を回復でき、入れ歯のように動揺せず、長い間半永久的に使えるという長所がある。

しかし、植粒が行われるインプラントは、施術時の角度や位置、補綴の大きさなどがよく合わなければ、今後脱落や破損、機能的な原因になるので、全体のインプラントを考慮する時は、どのようなシステムを通じて行われるのか綿密に確認することが推奨される。

最近では、3D-CT口腔スキャナーを活用して、口腔状態や歯茎の骨のコンディションなどを細かい数値で確認し、植立前にこの数値を基にガイドを製作し、正確な位置と角度、深さ、方向などをあらかじめ予測して植立を進めるデジタルナビゲーションインプラントも利用されている。 本格的に手術が入る前には、コンピューターを利用した事前模擬施術後、最適の位置に最小切開で治療に入るため、全体的な治療期間を短縮することができる。

▲ パク·ヒョンミン院長（写真=ルシード歯科提供）

年を取ると、歯が一つや二つ以上抜けることもあるが、ひどい場合には全体の歯が抜ける場合もある。 この時に考慮できるのがまさにデジタルナビゲーションを活用した全体インプラントだが、この場合、上下の咬合と咀嚼力、歯茎の状態などを総合的に見て精密に計画を立てることが重要だ。

ルシード歯科のパク·ヒョンミン代表院長は「実際に多数のインプラントを植立する前顎施術時には、コンピューターの模擬手術およびガイドのオーダーメイド製作が可能なデジタルインプラントが今後の安定性を高めるのに大きく役立つ。 口腔の全般的な部分を再建しなければならないため、上顎と下顎の咬合をより精巧に合わせることができるだけでなく、歯茎を切開しなければならない一般的なインプラントより回復が早く、患者の体力的な負担が少ない方だ」と説明した。

続いて「高齢患者や当日抜歯後、直ちにインプラントの植立を希望する場合、免疫力が弱い場合、歯茎の骨が弱い場合や足りない場合には、デジタルナビゲーションを活用したプラズマインプラントも追加で考慮することができる」と助言した。

これは最小切開で進行されるため、腫れと出血が少ない方で、歯科恐怖症のある人だけでなく、高齢層の患者にも適用できる方式だ。

メディカルトゥデイ チェ·ミンソク記者（august@mdtoday.co.kr ）